もうすぐ、息子は生後100日。
順調に育っており、一緒に外出したり、遊べる時間もどんどん増えています。
今回は、あっという間に過ぎて行った産後1ヶ月の新生児との暮らしの中で感じたことを書きました。
・いずれも個人の暮らしの記録であり、推奨するものではございません。ご自身とお子様の体調や状況を優先ください。
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新生児はいつまで?

新生児は「生後27日まで」の約1ヶ月間だけ
「新生児」は生後27日まで。たったの4週間だけです。
(生後28日から1歳未満は「乳児」と呼ばれています)
1ヶ月検診までの間は、一般的には母子共に外出は控えて室内で安静に過ごします。
私は実家に里帰りさせてもらったので、家族に支えてもらいながらゆっくりと身体の回復と子のお世話に努めました。
産後の心と体は不安定。焦らないことが大切

身体は順調に回復。筋力は驚くほど落ちた
出産前は毎日ストレッチ、筋トレ、ウォーキングをしていましたが、産後はひたすら体を休める日々。
ゆっくりと過ごせたおかげもあり、診察の結果、子宮や患部の回復は順調でした。
しかし…家の中でしばらく歩き回るだけで疲れるほどに体力は低下。
覚悟していたつもりですが、筋力の低下とそれに伴う体型(特に下半身)の変化には驚きましたし、これ以上太ったらどうしよう…と不安は募りました。
メンタルは育児のプレッシャーで不安定に
もともと気持ちがぐらつくことが少なく、あっても眠ればある程度回復するタイプ。
しかし産後のホルモンバランスの変化、突然始まる新生児との暮らしはさすがにしんどかったです。
家族はみんな献身的に支えてくれていましたが、「授乳やお世話でこの子に辛い思いをさせたら私のせいだ」という目には見えない大きなプレッシャーで押し潰されそうになりました。

焦らないで大丈夫。自分をおおらかに見守るのが大切
この記事を書いている現在は産後3ヶ月を過ぎたくらいです。
軽く息が上がる程度の筋トレや、時間がある時はウォーキングを再開しています🏋️
母子共に毎日の時間割が整ってきて、心にもずいぶんと余裕が出てきました。
振り返って感じるのは、なにも焦らないで大丈夫!ということ。
新生児の我が子との暮らしは1ヶ月だけです。
1ヶ月経つと傷の痛みは随分楽になり、毎日のルーティンもできて心が楽になってきます。
なにより、赤ちゃん自身がとっても健気に頑張ってくれます。
時間の流れをじっくりと感じながら、自分の見た目や気持ちの変化をおおらかに受け止めて。
数年後に思い返したとき、「お腹の贅肉、気持ち良いくらいにふわふわしてたな」「理由もなく泣けちゃったなあ」なんて思い出せるように。
自分自身を暖かく見守るような意識で過ごせれば満点だと思います。
新生児の過ごし方は?

基本は泣く・寝る・授乳の繰り返し
新生児は、1日のほとんどの時間寝て過ごします。
お腹が空いたら泣いて、ミルクを飲み、寝る。基本はこの繰り返しです🍼
沐浴後や空腹時はびっくりするくらい大きな声で泣きましたが、夜泣きや原因がよくわからない泣き方は少なかったように思います。
抱っこしても寝ない・泣き止まないときもあった
生後3週目あたりからは、抱っこしないと泣き出したり、なかなか寝ない時間帯も増えてきました。
(いろいろなご意見がありますが)私は泣き出したらあまり放置せず、早めに抱っこしていました。
そのままテレビを観たり軽い家事をしたり。
眠さと疲労はありましたが、抱っこしていると不思議と幸せで、かけがえのない時間でした。
選んだのは母乳とミルクの「混合栄養」
新生児期から現在まで、母乳と粉ミルクを併用するいわゆる「混合栄養」で育てています。
幸い母乳もミルクも毎日しっかりと飲んでくれて、体重増加は平均値。
吐き戻しはなぜか1度もなく、飲んだ後に泣くような足りない様子もなかったのです。
とはいえ、ミルクの量が本当に合っているのか・飲ませ方におかしいところがないかは夫婦で悩むポイント。
ネットで検索すると、あまりの情報量と個人差にびっくり!
2週間健診時にお世話になった産院の助産師さんにチェックいただき、その場で教わったアドバイスをベースに育てました。
我が家はずっと、粉ミルクは「すこやか」です🍼
新生児の1ヶ月で気をつけたこと

睡眠時間の確保 | 眠れなくても目を閉じて横になる
新生児はおおよそ3時間に1回ペースで授乳になるので、自然と母親の睡眠時間は削られます。
授乳の間隔は、「授乳を始めた時刻」から数えます。
3時間おきならば、おむつ替えや抱っこなどのお世話を含めると、次の授乳までは1〜2時間でした。
産後は、今まで何気なくできていた「まとまった睡眠」がとれなくなるのです。
私は昼夜問わず、子が眠ったタイミングで眠気がなくても目を閉じて横になって体力を回復させました🌝
極度の睡眠不足にならなかったのは、この意識のおかげかなと思います。
食事 | 水を意識して多めに飲んで、3食しっかり食べる
母乳は自分の水分を含むので(個人差がありますが)とっても喉が渇きます。
ハーブティーやジュースもたまに飲みましたが、基本はしっかりと水を飲むようにしました。
そして、とにかくお腹が空きます。
太りそうだから…と食事を控えて必要な栄養まで不足してしまうと、母乳の具合にも影響します。
お世話で忙しくても、できるだけ3食は栄養バランス良く食べるよう気をつけました🍙
甘いものも無理に我慢せず、1日1回は食べていました。とはいえ砂糖過多には注意して、デーツやはちみつなど、自然な甘みのあるお菓子を選ぶようにしました。
子の観察 | ネットの情報はあくまで参考まで。子をよく観察する
赤ちゃんのお世話に関して、ネット上には本当にたくさんの情報があふれています。
参考になる一方で、調べ出すとキリがなく、結局なにが正しいのか分からなくなって、ただ不安が募ってしまう一面もあります📱
私は夜間授乳の際に目が冴えてしまって、気がついたら1時間くらいスマホを眺めていた日もありました。
今振り返ると、情報に振り回されていたなあと思います。
大切なのは目の前にいる子の様子や体温、泣き方のパターンをよく観察することでしょうか。
お世話の常識を知っておくのはもちろん大切ですが「この泣き方は空腹だな」「このぐずり方はおむつの替え時かな」といった親の勘を鍛えるのもとても大切だと思います。
自分を労わりながら、新生児との時間を大切に

新生児との暮らしは、慣れないお世話と自分のケアで、気がついたらあっという間に27日間経っていました。
育児の不安で涙が出る日もありましたが、家族の支えと、自分の中でいろんな思いを巡らせたおかげで子への愛情はぐっと深まった気がしています。
これからは地域の産後ケアも積極的に利用して、内に篭らず親子でいろいろ経験して、ブログでも記録していきます🌿

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