時間を大切に使えるようになった、手帳の使い方と書き方

本と暮らしの愛用品

手帳は私の生活必需品です。手帳を書く習慣のおかげで自分に自信が持てるようになり、毎日を大切に思えるようになりました。この記事では、「いつ」「なにを」手帳に書くのか、そして6年以上続けている書き方をご紹介します。紙の手帳の使い方に悩む方のヒントになればうれしいです!

なぜ手帳を使うのか

2020年〜2025年の手帳

私が手帳を使う理由は大きく分けて以下の4つです。

日々のTODOを忘れないため

「予定」は自分自身のこと、親として、会社員として…などいろいろな役割ごとにあると思います。頭で覚えておくには限界があるので、書くことで忘れないようにします。

献立を決めて食材を無駄なく消費したいため

我が家の料理担当は私です。
食材の買いすぎは避けたいので、週単位で献立を考えて使い切るようにしています。
これも頭で覚えておくのが難しいので、手帳に書くことにしています。

やりたい&行きたいリストをどんどん実行したいため

やらなければならないことだけでは、毎日は楽しくありません。
好きなこと(私なら読書、街歩き、カフェ時間など)はちょっと無理してでも予定に組み込みます。
このあとご紹介しますが、「やりたい&行きたいリスト」を書いてどんどん実行するようにしています。

ひらめきやアイデアのメモ替わりに使いたいため

ふと思いついたアイデア、人から教わったこと、心に残った出来事…今すぐではなくとも、自分のためになりそうな小さな物事はさっと手帳に残します。

何らか判断に迷ったときに見返すと一見なんでもなさそうなメモ書きが自分を助けてくれることがあります。

手帳を書いて得たもの

予定の詰めすぎに気が付き、1日を丁寧に過ごせるようになった
産前はキャンドルを灯して毎晩手帳タイムを楽しんでいました

仕事、育児、家事。手帳にいろいろと書き出して俯瞰してみることで、予定を詰めすぎている日が多いことに気が付きました。

充実を通り越した忙しさで、寝る前に振り返ると「いろいろあったけど、特に何もしてない感じがする…」と感じる日です。(皆さんもそんなご経験ありませんか?)

手帳を使うことで、そんな予定の詰め込みを防げるようになりました。

結果、忙しいのに充実していないと感じる日が減り、ひとつひとつの予定に丁寧に向き合えるようになりました。

余裕がなくイライラしてしまうことも随分と減ったように感じます。

いつなにを手帳に書くのか

いつでもすぐに書くこと

・お店やサービスを予約した予定(病院、飲食店、美容院など)
・人と約束した予定(友人や家族など)

ひとりではなく、誰かを巻き込む予定は決まったらすぐに手帳に書きます。
うっかり忘れてしまった、というのは信用に関わるからです。
いったんメモ書き程度でもよいので、とにかくすぐに!がマイルールです。

誰かを巻き込む予定は決まったらすぐに書く

毎月書くこと

・目標(1ヶ月間かけて続けたい作業や意識したいこと)
・「やりたい&行きたいリスト」のうち、当月に実行したいこと

途中経過。右下が目標・やりたいことリストのピックアップ

試験勉強や節約など、何日も継続して結果がでるものは「目標」としています。
毎月の月末に、翌月の目標を書きます。

そして「やりたい&行きたいリスト」のうち、当月に実行したいことをいくつかピックアップして書き出します。あまり深く考えず、自分へのご褒美感覚です。

どちらもマンスリーページに書くことで目に留まり、自然と意識できます。

「何日も継続して結果がでるもの」は月単位の目標を設定して書き出す

楽しい予定(やりたい&行きたい)も日にち未定でいくつか書き出す

毎週書くこと

・献立
・「毎月書くこと」の具体的な作業

右側(フリーページ)はメモ。この週は、この記事の構成メモがあります

自炊用の食材は週に1回買い出しするのが我が家の習慣なので、献立も同様に週単位で決めます。
(献立が予め決まっていると、値引シールやその場の衝動に惑わされません)

赤文字で、日にちごとに右端に書きます。

また、「毎月書くこと」で決めた目標は、具体的な作業として週単位で書き出します。
仮に1ヶ月間、週単位の作業が予定通りできたら、目標達成!ということになります。

同時に、「やりたい&行きたいリスト」からピックアップしたことも組み込みます。
その予定の日がやって来るのが楽しみになり、手帳を見るたびにワクワクできるはず。

ここまで書くと、ほぼ完成です!

週単位ではかなり具体的な予定を書く

毎日書くこと(なし)

毎月・毎週の習慣で書いていれば、毎日必ず書くべきことはありません。
毎日ベースで書こうとすると、忘れてしまった時にがっかりもしますし、そもそも時間がない場合が多いので…!

ふと思ったことや子どもの何気ない成長の記録をさくっと残しておくことはありますが、ごくたまに、です。

毎日必ず書くのは疲れるので、基本的にはなし

「やりたい&行きたいリスト」で毎日が充実するように

・SNSで見かけたカフェ
・雑誌で知ったパン屋
・読みたい本
・行きたい美術館や展示会
・今年こそ行きたい観光地

やりたい&行きたいリストは、その名の通りやってみたいことと行きたいところを手帳に書き出したものです。

昨年はテーマごとに25個と決めてみました


直近の5年使っているほぼ日手帳には、巻末に100個書き出せるリストページがあります。
書くタイミングは特に決めていませんが、そこに気の向くままに書いています。

私の1年間はこのリストの消化と、仕事や家事をバランスよく連動させることが大部分を占めているように思います。

やりたい&行きたいリストを手帳に書くようになって一番の変化は、自分がやりたいことに時間を使う大切さに気が付いたことです。

限られた時間を、目的のないスマホ時間や夜ふかしに充てるのはもったいない!
気分が良くなることにたっぷりと時間を使いたいものです。

手帳を書くためのアイテムはいたってシンプル

使っているのは手帳・ボールペン・色分け用マーカーのみです。
シールやマスキングテープなどの装飾はしていません。

手帳本体
左から「weeks」2冊、「weeks MEGA」、「HON」3冊

手帳はほぼ日が使いやすく、5年以上愛用しています。

1日1ページの「HON」が好みでしたが、子どもが生まれてからは毎日手帳を書くのは難しくなったのでウィークリータイプに変えました。

「weeks MEGA」はマンスリーページ、ウィークリーページ、各コンセプトページに加えてメモページが通常の「weeks」の3倍もあります。

文庫本1冊、くらいのイメージです

とはいえ、手帳としては厚さ15mmとコンパクトですっきりとしたサイズ感。
ノートがなくても、手帳だけでメモもたっぷりできるのが助かります。

色分け用マーカー
イエロー:家族との予定
ピンク :自分の予定
ブルー :息子の予定
グリーン:そのほか特別なことなど

マンスリーページは予定を色分けして、ぱっと見た時にわかりやすいようにしています。

ゼブラのマイルドライナーは淡い色なので、文字が見えやすいまま色分けできて便利です。

ボールペン
シンプルなデザインもよし

0.5mmのジェットストリームは小さな文字も滲まずにサラサラとした書き心地で、さすがの使いやすさ。

壊れることもなく、芯を買い替えながら長らく使っています。

まとめ:手帳を書くと、自分の毎日に自信が持てる

手帳に書くことは、ご紹介したように、未来の予定を書くことがメインになります。

でもそれだけでは勿体無いのです。
ふとしたタイミングで過去に書いたページをめくってみてください。

何気ない走り書きのメモに書かれた一言が、今の自分に必要な言葉だったり。
「おでかけ」「健診」といった子どもの予定から成長が感じられたり。

「案外わたし、よく頑張っているな」と自信が持てることもあると思います。



時間を大切に使えるようになった、手帳の使い方と書き方をご紹介しました。

これから手帳を使ってみようか迷われている方、使い方を変えてみたい方のお役に立てますように📖

🕊️記事へのご意見ご感想、各種お問い合わせもお気軽にどうぞ!

⚪︎メール
oyasumistudio.dailyblog@gmail.com

⚪︎インスタグラム(DM)
https://www.instagram.com/oyasumistudio/

コメント

タイトルとURLをコピーしました