自宅の本棚には、何度も繰り返し読む本があります。
読み返す頻度は本によって半年、1年とさまざまですが
これからもずっと手元に置いておきたい本は私の宝物であり、
日常のなかで時折忘れそうになる大切なことを
思い出させてくれる大切な存在です。
この記事では、
直近の3年間で何度も手に取っている松浦弥太郎さんの本
を2冊ご紹介します。
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『僕が考える投資について』(祥伝社・2021年出版)

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投資と聞くと投資信託、つまりお金のことを連想する人が多いはず。
こちらの本は、より広い意味での投資について書かれています。
たとえば将来のための勉強や読書、
運動や健康的な食事なども投資にあたります。
数字として目に見える財産だけが投資ではない。
最近、どのくらいの時間やお金を投資しているかな。
弥太郎さんの淡々とていねいに綴られる文章を読んで、
改めて「投資」の意味について深く考えさせられます。
わたしはこちらの本を30歳のときに初めて読んでから、
こんな変化がありました。
⚪︎モノを買うことで心を潤す癖がなくなった
→なにかを買うより、経験で自分を満たすほうが好きになった。
買い物は真新しいモノよりも今持っているモノの「買い替え」前提。
長く大切に使えて、本当に欲しいものだけにお金を使うスタイルに。
⚪︎なんとなく時間をやり過ごすことが減った
→シンプルにもったいないと感じるようになった。
いろいろ経験(投資)したいという好奇心と行動で、暇がなくなった。
読書で自分のスタイルが変わったことは初めての経験で、
本当に出会えて良かった!と思っています。
漠然とした将来・仕事・お金の不安や、
自分を変えたいけれど何をすればよいか悩む人に
おすすめしたい一冊です。
年齢や性別関係なく、ためになる本だと思います。
『考え方のコツ』(朝日文庫・2014年出版)

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真剣に考えているつもりだったけれど、
納得のいく答えが導けない。
いつも不安で、自分の意見にいまいち自信がない。
情けない話ですが、これは長年私の悩みでした。
仕事の場面でも、友人と話していても
いつも自分の立場や意見に深みがない気がしていました。
そんな時にふとよぎったのが、
「そもそも、わたしは物事の考え方が分かっていないのでは?」
ということ。
前述の本で弥太郎さんの「考え方」に学びの多かった私が
次に手に取った本が『考え方のコツ』です。
本書では、思考・想像・コミュニケーションといった
「大人なら当然誰でもできるでしょ」と思われる行いを
わかりやすい言葉で解きほぐしていきます。
読み終えて、私にはこんな変化がありました。
⚪︎なんでも感じたことはその都度メモするようになった
→考えがブラッシュアップされていく心地よさを知った。
見返すと自分が少しずつ成長している実感が湧いて、自信がついた。
⚪︎感情に支配されることが激減した
→仕事でもプライベートでも、冷静に対処できるようになった。
心に余裕を持てるように変わったのだと思います。
自己啓発本ではなく、心理学でもなく。
弥太郎さんらしい視点で書かれた1冊だなと思います。
10代20代の若い世代の方はもちろん、
私のような30代、そしてもっと上の世代の方でも
きっとヒントになる文章や「考え方」に出会えると思います。
ご感想・ご意見お待ちしております

何度も読み返している2冊をご紹介しました。
弥太郎さんの文章は、
まるでラジオを聴いているときのような心地よさがあるんです。
きっと、読書が得意でない方でも
読みやすいのではないかと思います。
すでに読まれている方の感想も共有したいです、
記事へのご意見お気軽にコメントください。

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