眠る前、枕元の明かりだけでひとりのんびりと本を読む時間が好きです。
スマホはアラームをセットして早めに手放して、音楽も流しません。
ゆっくり静かに、自分と本だけの時間を作ります。
穏やかにふわふわと眠くなっていけば、最高です。
ジャンルはばらばらですが、お気に入りの本を3冊ご紹介します。
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🍰甘いスイーツの長い歴史。素敵なイラストを眺めるだけでも幸せな本
『菓の辞典』( 長井史枝/文・いのうえ彩/イラスト | 雷鳥社 )

書籍名とイラストに心がときめき、本屋さんで一目惚れして購入した本です。
「チーズケーキ」や「カヌレ」といった王道から、「パネットーネ」や「ガトー・マンケ」などあまり馴染みのないものまで合計100個の「菓」が1ページずつイラスト付きで紹介されています。
数百年以上前、はるか昔のヨーロッパで発祥して現在にも姿を変えて残るお菓子にはかなりロマンを感じます。
当時の様子を想像するのも楽しいですし、販売しているケーキ屋さんを探して行ってみようかな〜なんてもやもや考えて幸せな気持ちになれます。
🌿心がじゅわっと自信で満ちる。一生枕元に置いておきたい本
『道をひらく』( 松下幸之助 | PHP研究所 )

松下電器の創業者であり実業家としてあまりにも有名な松下幸之助さん。
この本は、雑誌『PHP』に掲載されていた彼の短編エッセイ集です。
50年以上前に書かれたものですが、例え話も結論もすべてが分かりやすく、すっと頭に入ってきます。
核心をつく強い言葉も時折登場しますが、お説教といった印象は一切感じません。
いまいち仕事に身が入らなかった日、力を発揮できていないと感じた日の夜に読むと、「まだまだ諦めてはいけないな」と勇気と自信が湧いてきます。
何度でも、何歳でもそう思わせてくれる。
そんな本だと思います。
🍳日々の営みが愛おしくなる。多様な生き方に触れる雑誌
『暮らしの手帖』( 暮しの手帖社 )

隔月刊の雑誌『暮らしの手帖』も、夜にぴったりだと思います。
テーマは毎号異なりますが、一貫して人々の暮らしに役立つ情報を発信し続ける歴史ある雑誌です。
私が特に好きな読み物が、連載「暮らしのヒント集」。
読んだその日から実践できるような暮らしのヒント(アイデア)が短文で綴られています。
マンネリ化した家事や苦手な掃除、意識などに響く小さなヒントが散りばめられていて、眠る前に「なるほど〜」と独り言が出るようなものばかり。翌日に試す楽しみを抱えながら眠れます。
暮しの手帖は毎号読み応えがあり、気づき個人的にはお得な定期購読がおすすめです。


ちなみにこの連載だけを集めた単行本や特別号もあります。
厳選されたものをじっくりと読めますし、ついつい付箋で印をつけておきたくなるヒントばかりです☺
本はおまじない。「明日もよい日になりますように」

ジャンルの異なる3冊の本をご紹介しました。
いずれも、明日を良い日にできるおまじないのような、溢れる魅力があると思います。
眠る前のひとときにぜひ🌝

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